羽毛ふとん1枚(シングルサイズ)に使われる羽毛の量は約150羽分におよびます。
安価な羽毛ふとんが販売されている今日では、買い替えが主流となり、羽毛掛けふとんは粗大ゴミとして回収されるだけでも首都圏の一部だけで年間約5千枚、ふとん全体においては全国で年間50万枚超になります。廃棄される量と新たに作られるふとんの量を考えると、エコロジーな現代においてもまだ使い捨てが主流に思えます。

10年以上前に羽毛ふとんを購入された方は近年のように安価ではなかったはずです。
高額で購入された羽毛ふとんは長く使うことで価値も高まりますし、使われている羽毛も高級品の場合が多く、長く使えるものとして作られていました。
使い方にもよりますが、側生地の寿命が5~10年、羽毛は30年以上と言われています。側生地が傷んでも羽毛は問題ない場合がほとんどです。

買い替えの場合、貴重な羽毛を廃棄する方がほとんどです。価格だけにとらわれず、羽毛品質もお使いのふとんと比較し、購入とリフォームを比較することもオススメします。

安価な羽毛ふとんが販売されている一方、現在でも高価なふとんも販売されており、そこには必ず品質の差があります。ご購入の際は今お使いのおふとんと購入を考えられているふとんの羽毛品質を必ず比較してください。

·         ダックかグースか。オススメはグース。マザーグースであればなお良しです。

·         羽毛比率は何%か。オススメは85%以上。90%以上であればベストです。

·         産地はどこか。シベリア、ポーランド、ハンガリー、フランス、中国産が有名です。産地が明記されていて、ゴールドラベルに準拠している羽毛が望ましいです。

·         全体の羽毛の重量は何kgか。10年以上前はシングルサイズで1.4kgが主流でしたが、現在は軽さを謳った1.2kgが主流です。より軽い1.0kgもありますが、以前の高級品の主流が1.4kgだった事を思うと安価になった値段とのつり合いなのかも知れません。