たくさんの方が人生の1/3をおふとんの中で過ごしています。健康な日常のために睡眠は重要と言われており、良い睡眠には快適なおふとんが必要です
では「快適なおふとん」ってどんなふとんでしょう?

敷きふとんは一般的に綿素材が多く、一部に羽根ふとんもありますが、最近はベッドの普及で敷きふとんを使用していない方も増えています。
一方の掛けふとんは長らく綿ふとんが一般的でしたが、昭和40年代から販売され始めた羽毛布団が軽さと暖かさに優れ、近年は低価格化も進んだため今日では主流となっています。

化繊のふとんは放湿性や軽さに優れ、小さく収納でき丸洗いなどの取り扱いも楽など良い面もありますが、保温性と天然素材の温かみに欠け、キャンプ用のシュラフなど携帯性と取り扱いの良さなど実用性が求められるシーンで防水性の高い生地とともに普及しています。

羽根ふとんは羽毛布団の羽毛の比率が低いものですが、羽毛が保温性を左右するので、羽毛比率が低いふとんは必然的に暖かさに欠けるものになり、安価になります。羽毛布団と羽根ふとんは混同されがちですが、ボリュームや暖かさと価格に格段の差があります。
敷きふとんでは羽毛布団よりも羽根ふとんの方が多く使われています。

羽毛布団の中にも大きな価格差がありますが、これは使われている羽毛の質によります。簡単に言えば安価なものはダックダウン、高価なものはグースダウンを使用しています。
保温性の差は羽毛サイズの差で、ふくらみやボリュームなど見た目にも影響してきます。

軽く暖かい羽毛の掛けふとんは体への負担が少なく、その結果良い睡眠をもたらします。
羽毛の掛けふとんは吸湿・放湿性が良く、軽く、長持ちしますので、高価で購入したものは上手にお手入れすると一生使い続けることができます。

誰もが望んでいることですが、案外ちょっとした手間で出来るものです。
購入時はどんなふとんでも快適なものです。では、ご自分のふとんをいつも買った時のようにしておけば良いのでは?

購入時と何年か使用したふとんでは何が違うのでしょう?
それは清潔な状態かどうかです。
側生地が汗や皮脂で汚れるのと同様に、中の素材も汗や皮脂を吸って汚れていきます。吸湿・放湿性の高い羽毛布団でも汗や皮脂が蓄積されれば汚れてダウンボールは小さくなっていきます。どんなに高価で購入した羽毛布団でも、ふくらみと暖かさが減り側生地も汚れていては魅力がなく、快適なふとんではありません。

干すことはもちろんですが、定期的に丸洗いやリフォームを行うと、羽毛に汚れが蓄積されにくく結果的に良い状態が長く続くことになります。
羽毛布団は一生ものと言われますが、5年で買い替えなくてはならないか30年以上問題無く使い続けられるかは、ちょっとしたお手入れしだいなのです。